2012年12月17日月曜日

映画「出産の自由を求めて」無料短縮版の公開

Freedom for Birthという映画の無料短縮版(15分)が公開されたので、よろしければぜひご覧ください。YouTubeの画面で右下のccというところから日本語字幕が選べます。

http://youtu.be/D7c8UxbT7CU

背景の異なる欧米の映画なので、すべてに賛同しなくても良いと思います。
それでも、貴重な情報の詰まった、意義ある映画だと思います。

自宅出産を特に推奨するのではなく
助産師を持ち上げるのでも 医師を批判するのでもなく
さらなる訴訟を奨めるのでもなく
ただ、産む女性がエンパワーされるといいです。

海外のおばちゃんたちが、女性のためにこんなに頑張っていること、人権という新たな視点でお産のケアを考える動きが出てきたことをお伝えしたくて日本語訳をしました。どんなご感想もウェルカムです☆

先日、尊敬する先生が、授業でこの映画を観せてくださって、学生さんたちの感想を読ませていただく機会がありました。周産期ケアの専門家でもないし、母親でもない、大学2~4年生の女子大生が、この字幕だらけのタフな映画を1回観ただけでしっかりと内容を理解されていて、本当にびっくりしました。

「ヨーロッパやアメリカは福祉や人権保護の制度が進んでいると思っていたのにショック」という感想、「出産の自由がある日本に生まれて良かった」「でも日本がこの方面での理解が深い故なのかといえばそうとは限らない、もっと勉強しなければ、気をつけなければ」という意見、「なぜそこまで自宅出産や自然出産にこだわるのか、正直よくわからない」という感想、どれも本当にもっともでした。

映画の制作者のウェブサイト: http://www.oneworldbirth.net