2011年8月19日金曜日

番外編: オーラルヒストリープロジェクト

今回は番外編です。

この約1週間、お盆の終戦記念日にちなみ、留学中に出会った小野田千枝子先生のオーラルヒストリープロジェクトの日本語版を仕上げました。


小野田先生は第二次世界大戦中に日系アメリカ人2世として強制収容所で過ごされ、終戦後は小児看護の分野で、アメリカの初代ナース・プラクティショナー(現在日本で準備が進んでいる「特定看護師」のモデルになっている、専門の教育を受けた上級看護師)6人のうちのお1人としてアメリカの看護界で活躍されました。小野田先生は私の留学中には既に退職されていましたが、このオーラルヒストリープロジェクトは、小野田先生の御厚意と、先生を慕う方々の惜しみないご協力で完成しました。日米の歴史に翻弄されながらもしなやかに生きられた先生のお話が皆様のお心に残りますように。



The Life and Time of Chieko Onoda
小野田千枝子の人生と時代 ~頑張れ!~

日本語吹き替え 33分
【イントロ】2分

制作元
イリノイ大学シカゴ校看護学部
グローバル・ヘルス・リーダーシップ・プログラム
2010
非売品

2011年8月9日火曜日

インタビュアーの声

暑い日が続きます。もう8月も半ば、早いものです・・!最近は英語版の準備を進めています。

昨日、速報のページに、「番外編:インタビュアーの声」を掲載しました。妊娠・出産・産後早期編では、自記式アンケートに加えて、一部の参加者の方には電話でインタビューをさせていただきました。妊娠・出産というプライベートな体験について、育児でとてもお忙しいママたちに、電話で本音をうかがいたい、というとても難しい役割を、親しい友人2人が引き受けてくれました。どちらも、中堅助産師でもありママでもあるバックグラウンドに加え、何よりも、オープンで明るい人柄をもつ自慢の友人です。オリエンテーション&トレーニングと誓約書のプロセスを経て、震災前までに、約20件ずつ電話インタビューをしてくれました。

電話インタビューにご協力くださったお母様方の中には、インタビュアーはどんな人だったのだろう?と興味を持った方もいらっしゃったかもしれません。電話インタビューをおこなったお2人が、どんなことを感じたのかを聞いてみました。こちらも貴重な情報だと思います。

https://sites.google.com/site/mamanokoe/interviewers1